【読書メモ】レバレッジ・リーディング(本田直之さん)を読んだ感想とまとめ
いいなと思った箇所をいくつかピックアップしてみました(私のレバレッジメモがこの記事になりますように)
『目的をもって読書に向かうこと』
まずこれに深く共感した。
いままで、目的があって読書した時と目的を頭で唱えぬまますぐ読み始めたときでは、なんとなく染み込む具合が違うことを体感していたけれど、その現象について明文化され、しかもシステマチックに表現されているところとか強烈だったし爽快だった。
今後も目的をもってその解を見つけるように読書しようと思った。
『制限時間を設けて読書する』
こちらは確かにといった感じで、だらだら読んでいても記憶も薄まりやすいし、短時間だからこそ要点を摘んで読むようになり、そのスキルも次第に磨かれるだろう。
本を読むときの段取り
『目的の明確化→制限時間の設定→著者のプロフィール確認→帯を読む→カバーの表そでを読む→前書きを見る→目次を眺める→あとがきを読む→この本を読む目的を改めて確認する→本文の読書へ!』
著者のプロフィールを確認するとある程度中身を想像できるかららしい。あとがきを先に読めば結論や要点が書いてあるので効率いいなと思った。(小説だとネタバレになる可能性もあるここではビジネス書の多読術に絞って書かれている)
目的を二度確認するのも目から鱗だった。たしかに前書きやあとがきを読んでから少し変わりうるしより濃い目的、より意味のある目的をたてられるだろう。ぜひやってみたい。
読みながらすること(※特にいいなと思った箇所)
『読みながら実際に今の自分に置き換えてみる』
『自分だったらどうするだろう』『こうしたらいいかな』と真剣にシミュレーションする。こちらは意識してやっていなかった。これは濃い読書の時間になると思う。自分に落とし込もう。
レバレッジメモを作るタイミング
『読み終わってすぐよりも数日寝かしてから入力した方がいい』そうです。
理由は、読んだばかりだと客観的な目を持てないから、数日経って冷静になって見直すとまた変わってくるようで。著者は1週間に一度くらいの頻度でまとめてやられているそうです。
レバレッジメモの使い方
『メモは常に持ち歩き空き時間に何度も読む』
『メモはテーマ別、データ別、引用文に分類する』
『メモの内容を実践で活用し条件反射的に行動できるようにする』
反復大事だわ。私は読み返さなかったりするし復習が苦手なので反復を忘れずにやろう。実践することアウトプットできて初めて ”読んだ” なのだろう。
最後に心に響いた言葉をいくつか紹介
『読書で自分の中の”常識”を更新する』
『本を読まないから時間がない』
『本探しは投資物件選び』
『レバレッジ(leverage)=てこの働き。レバレッジをかければ、少ない労力で大きな結果を出すことができる』
本書の内容を全パート紹介できませんでしたが自分にビビッときた部分だけでまとめました。
読書する前に読みたい本です。ぜひ!
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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