くうきの合格までの軌跡

人生バグばかり

【雑記】11月の贈り物

 

あっという間に季節は冬模様

秋あったっけ?ってくらい飽きる間も無くあっという間に、気づけば11月。
11月を好きな人がいる。直接会ったことのない彼は本の中で11月をやたらおす。
いままで11月に見向きもしなかった私は今一度立ち止まって考える。11月もわるくないなと。生まれて初めてすんなりそう思った。

何年ぶりだろう。新しいLINEスタンプを買った。
そのイラストレーターさんの絵が素敵すぎて自分のものにしたくなった。
買った後にふと我にかえる。誰に送るんだろう

私の人生みたいだ。
自己満で動いて誰のためでもなく後先考えずに行動する。人との対話がうまくできなくてキャッチボールで変化球を投げたりそもそもキャッチすらできていないのに。つまるところ相手になにかを贈るということを、建前ではやっているようにみえて本当に大切な場で出来ていない。人のために生きるってどういうことなんだろう。しあわせを感じる人は無償の愛を注いだり、リターンなしに相手のために動いてるとき、そんなときに幸せを感じるらしい。
わたしの場合、幸せを感じる瞬間は相手と会話で通いあえたとき。それだけ日頃すれちがったり認め合えないことが多いんだと思う。なのでキャッチボールが出来たときに全身が充足感で満たされる。

 

 

 

 

愛も恋も私には取扱注意な代物で
中身の無い箱を持ってても嵩高いだけよね。
ギュッとされた密度の高い小さなものが好きだ
何気ない会話のなかで言葉の密度を感じるとき、その文字に含まれる濃ゆい中身が私は好きだ


言葉に恋し言葉で返したい


もしかしたら人に与えたいと思うものは密度の濃い言葉なのかもしれない。リターンを期待せずに与え続けられる私なりの贈り物がそこにあるのかもしれない。そうか、スタンプ以上の言葉を作れたらそれでよかったのだ。素敵なスタンプに惚れ惚れするまえに響く言葉を生み出そう。スタンプを超えた言葉を贈ろう。そんな11月